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アカメガシワ 赤目柏 トウダイグサ科アカメガシワ属 学名:Mallotus japonicus 別名:ゴサイバ、サイモリバ、ヒサギ、アカベ |
学名のMallotusは果実の特徴である「長軟毛がある」の意。japonicusは日本産の意。 |
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樹形 環境 花 葉 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木
樹形 落葉高木。高さ15mになる。 |
樹形 照葉樹林のなかで他の樹木にまけないように高く伸びたアカメガシワ 大沢町牛滝で 2007.11月 |
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秋の樹形 河原から伸びた個体 黄葉がはじまった 塔原林道で 2007.10月 |
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冬の樹形 流木町岸和田池で 2006.1月 |
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若い果実をつけた枝 7月 |
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成熟した果実をつけた枝 9月 |
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2年生の幼木 地蔵浜町 浜工業公園で 2010.8月 |
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環境 暖地の平地や山地 |
花 雌雄異株。花期:5〜7月。単性花。 |
枝先に長さ7〜20cmの円錐花序をだす。 雌花、雄花ともに花弁がない。 |
雌花
雌花の花序 6月 |
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雌花の花柱は3〜4個 乳頭状突起が密生し紅いものと黄色のものがある |
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乳頭状突起が紅いもの 6月 |
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雄花 |
開花前の雄花序 6月 |
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開花した雄花序 6月 |
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開花した雄花 淡黄色の雄しべが目立つ 6月 |
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葉 互生。 |
ふちは全縁または波状になることがある。葉身は長さ7〜20cmで、質はうすい。卵形〜広卵形。先はとがる。浅く3裂し5角形のものやハート形のものがある。葉柄は5〜20cmで、葉身より長いことも多く、紅色。葉脈は、3行脈(基部で分岐する3本の太い脈)。 |
↑ 葉のつきかた 下につく葉は日光を受けやすくするために葉柄が長い | |
左ー表、右ー裏 1本の樹にも形の違う葉が見られる 右の葉の葉柄が長いことは、上にある葉と重なるのを防ぎ少しでも日光を多く受けるためであるという |
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葉身の基部に1対の密腺がある | ||
葉のふちは波状になることがある | ||
新葉の表 紅い毛が密生する 3月 |
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新葉の裏にも毛が密生する 3月 |
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葉柄、脈にも星状毛が密生する | ||
新葉は紅い星状毛が密生し、鮮やかな紅色だが次第に落ちて緑色になる。 紅いところを指でこすると星状毛がとれ、緑になることを確かめられる。 |
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果実 刮ハ。 |
直径8mmほどの扁球形で刺状突起が密生する。 9〜10月に熟し、3〜4裂し3〜4個の種子を出す。 |
若い果実 残った柱頭が見える 7月 |
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成熟した果実 9月 |
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果実をつけた枝 塔原町の山地で 2009.8月 |
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種子 |
地面に落下した果実には蟻が集まっていた 8月 |
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直径4mmの扁球形で黒くしわがある 8月 |
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樹皮 灰褐色。縦に浅く裂ける。 |
よく見る樹皮 | 赤味を帯びた樹皮 | |
冬芽 裸芽。 |
星状毛が密生する。裸芽であることは、クサギと同じように熱い地域の樹木の特性をのこしていると言われる。 |
冬芽 1月 |
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展開はじめの 冬芽 3月 |
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葉痕 円形、維管束は多数。 | ||||
円形の葉痕 | もうすぐ春だ にっこり | |||
仲間の樹木 |
オオバベニガシワ(別名 オオバアカメガシワ) クスノハガシワは沖縄県に分布する |
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