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アキグミ 秋茱萸 グミ科グミ属 学名:Elaeagnus umbellata 別名:アズキグミ、コメグミ、マメグミ |
属名のElaeagnusは果実がオリーブに似るの意。種小名のumbellataは散形花序の意。 雌雄同株。 |
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樹形 落葉低木。 |
高さ約3m、直径約20cmほどになる。 |
樹形 樹高2m余 流木墓地公園で 2007.9月 |
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果期の枝 流木墓地公園で 2012.11月 |
環境 山野にふつう。陽当たりの良いところに生える。 |
花 雌雄同株。 花期:4〜6月 |
葉のわきに数個の花がたれ下がってつく。花ははじめ白いがしだいに黄色を帯びる。萼筒の長さは約6mm。花弁がなく、4個の萼片が花の形にみえる。萼、花柄は銀白色の鱗状毛が密生する。 |
地味な花だが風情がある 兵庫県淡路島で 2007.4月 |
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葉 互生。 |
葉身の長さは約6cm。鈍頭、質は薄い。葉の形は楕円形から細長いものまで変化がある。表面は、はじめ鱗状毛があるがのちに緑色。裏面は鱗状毛が密生し、黄〜赤褐色の鱗片が散生し、銀白色にみえる。 |
新葉の表 新葉は星状毛が目立つ 兵庫県淡路島で 2007.4月 |
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まだ星状毛が少し残る 流木墓地公園で 2007.9月 |
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新葉の裏 流木墓地公園で 2009.5月 |
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新葉の裏 流木墓地公園で 2007.9月 |
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葉の裏 流木墓地公園で 2007.9月 |
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果実 核果のような偽果。 |
直径約7mm、ほぼ球形で9〜11月に赤く熟す。表面に白、赤褐色の鱗状毛がある。果柄は短い。甘く、食べられる。 |
偽果とは−−がく筒の下部が肥厚して液質多肉となり、ここを食べることができる。内にある種子のような核が果実である。 |
↑ 果実 流木墓地公園で 2012.11月 | |
新枝に若い果実ができている 流木墓地公園で 2009.5月 |
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若い果実 流木墓地公園で 2007.9月 |
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果実 和泉葛城山頂で 2007.12月 |
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まっ赤に熟した果実は食べられる 和泉葛城山頂で 2007.12月 |
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果実 種子のようにみえるが、グミ類はこれが果実である。 |
長さ約5mmの紡錘形 外皮は木質でかたい |
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8個のたての溝がある | ||
樹皮 灰黒色。 |
若い木の樹皮 | 白い模様は付着した地衣類 | |
冬芽 |
この枝は落葉しないままだ 流木墓地公園で 2015.2月 |
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冬芽 流木墓地公園で 2015.2月 |
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同属の仲間の樹木 | グミ属のうち春〜夏に花が咲き落葉する仲間を下に挙げた |
アリマグミ カツラギグミは大阪府南部周辺の固有種である(岸和田市ホームページを参照) トウグミ コウヤグミ アキグミのうち果実が白く熟するものをシロアキグミ、黄色く熟するものをキミノアキグミという。マルバアキグミは海岸近くに多く、葉が倒卵形で円頭。アキグミの変種とされる。 |
マルバアキグミ 石川県 羽咋町海岸で 2014.10月 |
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マルバアキグミ 石川県 羽咋町海岸で 2014.10月 |
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