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アコウ  赤榕

クワ科イチジク属
学名:Ficus superba var. japonica
別名:アコギ   
  属名のFicusはイチジクのラテン古名。種小名のsuperbaはすばらしい、みごとなの意。変種名のjaponicaは日本のを意味する。

  アコウの自生地は沖縄県から九州、四国、山口県、紀伊半島で、温かい場所を選ぶ樹木だ。紀伊半島でもおそらく海岸部のみで見られるはずである。

  岸和田市では魚屋町古城川緑地に植えられたものが1株ある。その場所に適応して元気に生育しているようである。
  岸和田市から最も近いと思われる自生地は和歌山県有田郡湯浅町で、海岸沿いの道路際に多い。湯浅町田にある国津神社の北側入り口にはかなりの大木が見られる。太い気根が幹の周囲を覆っていて、ちょっと異様な感じも受けるほどである。


  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  常緑高木。
高さ20mになる。幹の周囲から多数の気根を出す。
若い木の樹形

魚屋町
古城川緑地で
2014.8月
成木の樹形

和歌山県湯浅町
国津神社で
2013.2月
海岸沿いの崖に生育する若い木

和歌山県湯浅町で
2013.2月
成木の枝葉

和歌山県湯浅町で
2013.2月
 環境  沿海地
   雌雄同株。 花期はとくになく、1年中みられる。    
花嚢は直径8mmほどの球形。枝や幹にかたまってつく。
ひとつの花嚢に雌花、雄花、虫えい花がいっしょに入る。
   枝についた花嚢        魚屋町で  2009.4月
  互生。枝先に集まってつく。
葉身の長さは8〜20cm、楕円形〜長楕円形。質はうすい革質。全縁。
枝葉

和歌山県湯浅町で
2013.2月
葉の表

基部は3行脈

和歌山県湯浅町で
2008.1月
葉の裏

和歌山県湯浅町で
2008.1月
側脈の先はふち近くで合流し、室をつくる
葉柄と葉身の間に関節がある
果実   イチジク状果と呼ばれる集合果。
花時は花嚢(かのう)と呼ぶが、果実の時は果嚢(かのう)と呼ぶ。
果嚢は直径約1cmの球形。淡紅色に熟す。枝や幹にかたまってつく。
果嚢

1月
果嚢の縦断面
果嚢の先は口部で虫の出入り口になる

穴のあいたものは虫えい花だ

1月

そう果    長さ約2mm、種子のように見える。   
樹皮  灰褐色。枝には托葉痕がある。
        気根におおわれた幹
   若い木の樹皮
冬芽  三角状卵形。芽鱗は2〜4枚。
冬芽

枝をとりまく托葉痕がある

和歌山県
湯浅町で
2013.2月
冬芽

和歌山県
湯浅町で
2013.2月
葉痕は扁円形または腎臓形

和歌山県
湯浅町で
2013.2月
同属の仲間の樹木  
イチジク  イタビカズラ  オオイタビ  イヌビワ  ヒメイタビ

ガジュマル、ハマイヌビワ、オオバイヌビワ
は近畿地方には分布しない

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