イカダカズラ

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イカダカズラ　　　　筏葛

オシロイバナ科イカダカズラ属
学名：Bougainvillea spectabilis
別名：ブーゲンビリア　　　

　属名のBougainvilleaは、この種の発見者であるフランス人の名前に因む。種小名のspectabilisは美しいの意。

　熱帯性の樹木であるが、花木として園芸ショップでは１年をとおして売られている。鮮やかな花色が目立つが、３個の苞の集まりがひとつの花のように見えるのであって、ほんとうの花は苞の内側にある小さい白い花である。苞は質がうすいので、イギリスでは紙にたとえられpaper flower（紙の花）と呼ばれる。

　岸和田市ではあちこちで民家の庭木として植えられているものを見る。

　雌雄同株。

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樹形 環境花葉果実樹皮冬芽仲間の樹木

樹形　　　常緑、つる性。枝にとげがあり高くのぼる。

	樹形北町で 2005．11月
	花をつけた枝北町で 2005．11月

　　　　環境　　　　庭木

花　　 雌雄同株。　

花期は春～秋とされるが、岸和田市の市街地では冬でも花を見ることができる。花弁に見えるのは苞が３枚集まったもの。花序は３個の花の集まりで、外側に３個の苞がつく。花は筒状で、苞の主脈の途中につく。

	花をつけた枝南町天性寺（蛸地蔵）で 2009．12月
	花序 3枚の苞の中心に3個の花がつく
	白いものがほんとうの花３個の花のうち１個が開花している

葉　　互生。

葉身の長さは約７ｃｍで、楕円形。裏面に毛が密生する。

	葉の表 12月
	葉の裏 12月

果実　　　受精して果実がつくことは難しいという。

樹皮　　

	樹皮直径5ｃｍ
	枝のとげ 12月

冬芽　　

		（　画像　準備中　）

同属の仲間の樹木　　　テリハイカダカズラ