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イヌザンショウ 犬山椒 ミカン科サンショウ属 学名:Zanthoxylum schinifolium |
学名のZanthoxylumは黄色の木を意味する。種小名のschinifoliumはコショウボクのような葉の意。 |
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樹形 落葉低木。高さ3mになる。 |
樹形 樹高3mほど 熊本県 南小国町で 2012.6月 |
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枝葉 大沢町シガ谷で 2007.10月 |
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果実をつけた枝 乾燥した環境で葉が厚くなっている 大阪府能勢町で 2012.10月 |
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環境 山野にふつう |
花 雌雄異株。 花期:7〜8月 |
枝の先に長さ約6cmの散房花序を出し、黄緑色の多数の花をつける。 |
開花前の花序 熊取町の山地で 2007.7月 |
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葉 互生。 |
長さが5〜15cmの奇数羽状複葉。葉軸にはわずかに翼がある。小葉のふちに低い鋸歯があり、その間の凹部に油点がある。(透かしてみるとよくわかる。)裏面に油点がある。 |
陽当たりのよくない環境の葉 大沢町シガ谷で 2007.10月 |
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陽当たりのよい環境の葉 熊取町の山地で 2007.7月 |
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サンショウの葉と似るが、サンショウは葉と刺が対生であるのに対し、イヌザンショウの葉と刺は互生であることで区別できる。 | |
果実 3個の分果からなる。 |
1、2個が成熟しないことがある。分果は長さ約5mmの球形で、9〜10月に褐色に熟す。果皮には油点がある。 |
↑ 果序 大阪府能勢町で 2012.10月 | |
果柄が紅くなってきた 大沢町シガ谷で 2007.10月 |
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果皮表面の油点がみえる 大沢町シガ谷で 2007.10月 |
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種子 長さ約4mmの楕円状球形で、黒く光沢がある。 | ||
種子が現れた 大阪府能勢町で 2012.10月 |
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樹皮 灰緑色。 |
たてに線形の皮目がある。 若い枝は緑や赤みを帯び、刺が互生する。 |
成木の樹皮 直径2.6cm | ||
冬芽 長さ1mmの半球形。 |
( 画像 準備中 ) | ||
同属の仲間の樹木 サンショウ カラスザンショウ |
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