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ウリハダカエデ 瓜膚楓 カエデ科カエデ属 (新しい分類体系APGVではムクロジ科とされる) 学名:Acer rufinerve 別名:アオカエデ、ウリ(ノキ)、ウリカワ |
学名のAcerはカエデの1種のラテン名で裂けるの意をもつ。rufinerveは赤褐色の脈をもつの意。 |
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樹形 落葉高木。高さ10mになる。 |
まだ若い木 相川町で 2008.5月 |
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夏の樹形 大沢町牛滝で 2008.8月 |
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花期の枝葉 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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みごとな紅葉 紀泉高原で 2007.12月 |
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紅葉した枝 塔原町の山地で 2008.11月 |
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環境 山地 |
花 雌雄異株、まれに同株とされる。 花期:5月 |
花序は総状で長さ約5〜10cm、淡黄色〜淡緑色。 花の直径は約9mmで、葉の展開時に開花する。花弁と萼片は同色。雌花の花柱の先は外側に丸くなる。 |
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雌花 |
( 画像 準備中 ) | ||
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雄花 |
下の雄花序の写真は和泉市父鬼町鍋谷で撮ったものだが、この個体は以前果実をつけており雌雄同株と思われる。 |
雄花序をつけた枝 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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雄花序 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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雄花序 和泉市父鬼町 鍋谷で 2009.4月 |
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雄花序をつけた枝 和泉市父鬼町 鍋谷で 2009.4月 |
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雄花序 和泉市父鬼町 鍋谷で 2009.4月 |
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雄花序 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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雄花 |
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雄花 雄しべは8本 |
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雄花 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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葉 対生。 |
葉身の長さは6〜15cmで、ほぼ5角形。浅く3〜5裂するが、裂けないものもある。3主脈が目立つ。ふちは重鋸歯で、先は尾状にとがる。裏面の脈ぞいと脈わきに赤褐色の毛がある。葉柄は長さ約4cm、上面がくぼみ溝になる。 |
新葉 まだ柔らかい 相川町で 2007.5月 |
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新葉の表 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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新葉の裏 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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裏面の脈ぞいと脈わきに毛がある 大沢町牛滝で 2011.5月 |
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紅葉した枝 塔原町の山地で 2008.11月 |
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落ち葉 1本の木から紅い葉と黄色い葉を拾った 和泉市父鬼町 鍋谷で 2006.11月 |
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葉柄の上面はくぼんで溝になる | ||
果実 翼果。 |
分果は長さ約2.5cmで翼は直角〜鈍角に開き、秋に熟す。種子の部分はよくふくらむ。 分果とは カエデ科の果実は2個の分果が合わさってひとつのブーメランのような形をしているが、ブーメランの半分を分果という。1個の分果に1個の種子がつく。 |
果実をつけた枝 大沢町の山地で 2009.10月 |
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果穂 分果の翼が虫食いのせいで本来の形ではない 大沢町の山地で 2009.10月 |
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果穂 大沢町の山地で 2009.10月 |
落ちていた果穂 和泉市父鬼町 鍋谷で 2006.11月 |
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分果がはずれそう 和泉市父鬼町 鍋谷で 2006.11月 |
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種子 |
( 画像 準備中 ) | ||
樹皮 |
若いうちは暗緑色で、たてにすじが入り皮目がある。のちにひし形の皮目が目立つようになる。古木では緑色が消失して灰色となり、たてに浅く裂ける。 |
若い木の樹皮 | ひし形の皮目が目立ってきた | |
成木では緑色が消失する | たてに裂けはじめた成木の樹皮 | |
冬芽 枝先の頂芽は側芽を1対伴う。 頂芽は長さ約1cmの長卵形。 |
頂芽 大沢町シガ谷で 2007.11月 |
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側芽 滋賀県伊吹山で 2006.11月 |
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動きだした冬芽 大沢町シガ谷で 2011.3月 |
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葉痕 | |||
( 画像 準備中 ) | |||
同属の仲間 カエデ属は種類が多いのでここでは葉が手のひら形で ない仲間を挙げる |
ウリカエデ ホソカエデ イタヤカエデ カラコギカエデ トウカエデ チドリノキ テツカエデ ハナノキ ヒトツバカエデ |
ウリカエデの葉 | ||
カラコギカエデの葉 |
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