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ウスノキ  臼の木

ツツジ科スノキ属
学名:Vaccinium hirtum
別名:カクミノスノキ、アカモジ、アカワン   
果実は赤く熟す 葉は小さい
  属名のVacciniumはコケモモを指す。種小名のhirtumは毛深いの意。岸和田市で見るウスノキは分布域からすると変種のコウスノキ Vaccinium hirtum var. hirtum になるようだが、ここでは広義のウスノキとして扱った。

  ウスノキの名前は果実の先端中央がくぼんでいて臼(うす)の形を思わせるところからついたものである。樹高が1mほどで枝葉が水平にひろがった端正なようすをしているので、フィールドでは比較的目にとまりやすい樹種である。スノキ属の仲間であるナツハゼシャシャンボと同じように果実は食べることができるが、それほど甘くもなく果実も小さいので食べではない。

  岸和田市では山地の林縁や林内でふつうに見るが、神戸市などでは絶滅危惧種に指定されている。市内の山地ではウスノキにとって土壌が適しているのだろう。和泉山脈の麓にあたる塔原町、大沢町、相川町、河合町の山地で見ることができる。とくに大沢町牛滝の辺りでは林床に多い。


  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  落葉低木。
高さ1m内外。よく分枝し、枝は開出する。
樹形
樹高1mほど

河合町鎌谷で
2011.6月
樹形
枝葉は水平にひろがり整った姿をしている

相川町の山地で
2009.6月
枝葉
枝葉

河合町鎌谷で
2011.6月
枝葉
若い果実をつけた枝

和泉市松尾寺で
2008.6月
若い果実をつけた枝
果実をつけた枝

大沢町牛滝で  2011.7月
果実をつけた枝
   環境  山地の林内や岩場
   雌雄同株。 花期:4〜6月    
前年枝の葉のわきに1〜3個の花が下向きにつく。花冠は赤みを帯びた黄緑色、長さ6mmほどの鐘形、浅く5裂し裂片はそり返る。萼筒は広鐘形で、5個の稜(紙の折り目のような線状の隆起)がある。雄しべは10本。
( 画像 準備中 )
  互生。
葉身の長さは2〜7cm、楕円形〜長楕円形。先はとがり、ふちに鉤状の細かい鋸歯がある。葉柄の長さは1mmほど、軟毛がやや密にはえる。葉身の毛の多少は変異がある。
枝葉

和泉市松尾寺で
2008.6月
枝葉
葉の表
無毛または毛が散生する

相川町の山地で
2009.6月
葉の表
葉の裏
短毛が散生するかまたは無毛
主脈に白い毛がある

相川町の山地で
2009.6月
葉の裏
果実   液果。
直径7mmほどの卵状球形、5個の稜(紙の折り目のような線状の隆起)があり5角に角張る。頂部に5個の萼片が残る。中央はくぼみ、名前の由来である臼の形になる。7〜9月に赤く熟す。      
果実
           果実は赤く熟す        大沢町牛滝で  2011.7月
若い果実

和泉市松尾寺で
2008.6月
若い果実
若い果実
中央がくぼみ臼の形になる

和泉市松尾寺で
2008.6月
若い果実
大きくなってきた果実

河合町鎌谷で
2011.6月
大きくなってきた果実
大きくなってきた果実

河合町鎌谷で
2011.6月
大きくなってきた果実
赤く熟した果実

相川町の山地で
2009.6月
赤く熟した果実
日当たりのよい場所の個体


相川町の山地で
2006.7月
赤く熟した果実
赤く熟した果実

相川町の山地で
2009.6月
赤く熟した果実
赤く熟した果実
横からみるとチューリップの花に似て可愛い

相川町の山地で
2009.6月
横からみるとチューリップの花のよう
ま上からみると正五角形に見える

相川町の山地で
2009.6月
ま上からみると正五角形

種子
大きいもので1.5mm×1.5mm 種子
樹皮  褐色。
若い枝は緑色、帯状に毛がはえる。毛の多少は変異がある。
新枝の毛

相川町の山地で
2009.6月
新枝は毛深い
冬芽  
( 画像 準備中 )
同属の仲間の樹木  (近畿に分布するスノキ属を下に挙げた)
ナツハゼ   シャシャンボ   アクシバ

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