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ケヤキ   欅 
ニレ科ケヤキ属  
学名:Zelkova serrata
別名:ツキ、ツキノキ   
枝葉 葉の鋸歯は特徴がある
  属名のZelkovaはコーカサスのケヤキ属の木についていた名から。種小名のserrataは鋸歯があるの意。

  万葉集で槻(つき)と呼ぶ樹がケヤキである。別名のツキはケヤキの古名である。樹高がとても高くなる樹で、国内の巨樹として山形県の「東根の大けやき」が有名で樹高25m以上といわれる。大阪では豊能郡能勢町の「野間の大けやき」(寺西化学工業株式会社ホームページ)が知られる。
  ケヤキの名は 「けやけき木」 からきたもので、古語辞典を引くと 「けやけし」 は際だってすぐれていることを意味するとある。さてケヤキのどこが際だつのか、それはやはり樹形からくる印象であろう。直立する幹、帚木(ほうきぎ)と呼ばれるようにほうきを逆さに立てたような端正な樹冠、ひときわ目立つ樹高などが他の木々を抜いて見えたのであろう。
  ケヤキは有用な樹で建築、日用品、家具などに利用されるが、岸和田市ではだんじりの用材としてのなじみのほうが深いかもしれない。

  秋の落葉前には紅葉するものと黄葉するものがある。
  欧米では、病害虫にやられたエルムに替わり日本から入ったケヤキが植えられ、イギリスでは「キアーキkeaki」と呼ばれるという。
 
  岸和田市では西之内町中央公園のメインストリートに並木があり、地蔵浜町浜工業公園では円形広場の周囲でケヤキを見ることができる。その他の小公園などにもよく植えられている。自生のものは塔原町、相川町などの山地の水分の多い沢ぞいで見る。
 

  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形 落葉高木。高さ20m以上になる。     
帚木(ほうきぎ)と呼ばれるように、樹冠はほうきを逆さに立てたような、または扇を広げたような形になる。(下の写真)
枝は仮軸分枝するので、ジグザグの形になる。
春の新緑の樹形

地蔵浜町
浜工業公園で
2007.4月
春の樹形
秋の樹形

まだ高木といえないほどの樹齢だが典型的な樹冠の木

地蔵浜町
浜工業公園で
2008.11月
秋の樹形
秋の黄葉の樹形

八幡町
弥栄神社で
2007.11月
秋の樹形
ケヤキの並木

西之内町中央公園のメインストリート
2008.11月
ケヤキの並木
枝葉のようす
自生種

相川町の山地で
2007.5月
枝葉

    紅葉と黄葉
紅葉したケヤキ

流木墓地公園で
2012.11月
ケヤキの紅葉
黄葉したケヤキ

地蔵浜町
浜工業公園で
2008.11月
ケヤキの黄葉
左ー黄葉
右ー紅葉

地蔵浜町
浜工業公園で
2008.11月
ケヤキの黄葉と紅葉
   環境  山野の谷沿いや水分条件のよい平地。
         街路樹、公園樹。
  雌雄同株。 花期:4〜5月    
新枝上部の葉のわきに雌花、下部に雄花がかたまってつく。 
   雌花 
柱頭には乳状突起が密生し、白くみえる
柱頭は果期まで残る
         ( 画像 準備中 )
受粉後の雌花

5月
雌花 

   雄花
    雄花

    4月
雄花
雄花はかたまってつく

4月
雄花序
花被は4〜6裂し雄しべは4〜6本

4月
雄花
  互生。
葉身の長さは約6cmで狭卵形〜卵状楕円形、先は長くとがる。ふちに鋭い鋸歯があり、先は上面にそり返る。表面をさわるとざらつく。
葉の表
若い木では葉が大きく、成木になると葉が小さくなる

地蔵浜町
浜工業公園で
2009.8月
葉の表
葉の裏

地蔵浜町
浜工業公園で
2009.8月
葉の裏
葉の表面には短毛がありさわるとざらつく

10月
葉の表面の毛
葉の裏は脈上と
脈わきに毛がある
葉裏の毛
側脈は鋸歯に
達する
側脈は鋸歯に達する
鋸歯の先は上面にそり返る 鋸歯の先はそり返る
鋸歯を見る角度を変えて 鋸歯の先はそり返る
果実  核果。
長さ約5mmのいびつな球形で、稜(紙の折り目のような線状の隆起)がある。秋に灰褐色に熟す。
熟した果実は枝から落下する場合と、枝ごと落下する場合がある。枝についたままのほうが、親木からより遠くに着地することができる。      
若い果実
柱頭がまだ白くみえる

5月
受精直後の若い果実
果実

10月
果実
熟してきた果実

柱頭は最後まで残る

10月
果実
枝ごと落下した果実

1月
枝ごと落下した果実
   種子
         ( 画像 準備中 )
樹皮   灰白色〜灰黒色。
なめらかだが、成木では薄片となってはがれることが多い。
平滑な樹皮 はがれてきた樹皮
 標準的ななめらかな樹皮(成木)   成木でははがれることも多い
樹皮 樹皮
      遠目にみるとアキニレの樹皮に似ているがはがれたあとの
      赤っぽい部分はアキニレのほうが赤味が強い
若い木の樹皮 若い木の樹皮
  若い木の樹皮(直径8cm)
  この樹皮は皮目が目立つ
   若い木の樹皮(直径11cm)

はがれたあとの模様
はがれたあとの模様
篠山市波々伯部神社で 2012.10月
冬芽  長さ約3mmの卵状円錐形で紫褐色。
      枝から離れるようにつく。        
     冬芽

     3月
頂芽と側芽
    冬芽

     1月
葉痕は半円形

維管束痕は3個

地蔵浜町
浜工業公園で
2014.12月   
同属の仲間の樹木  ケヤキ属は日本ではケヤキ1種だけである。

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