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キヅタ 木蔦 ウコギ科キヅタ属 学名:Hedera rhombea 別名:フユヅタ |
属名のHederaはヨーロッパのキヅタに対するラテン古名。 種小名のrhombeaはひし形のを意味する。 市街地の公園や緑地でアイビーというつる性の植物を見かけることが多いが、キヅタはこのアイビーの仲間である。 キヅタは岸和田市の山地に自生する。牛滝の駐車場から川に降りて行く坂でサクラの木に登った自生のものを見ることができる。市街地では、本町だんじり会館の駐車場から岸和田城のほうへ登る階段わきに大きな個体がある。エノキだったかムクノキだったか、木の高い枝まで這い登っている。 雌雄同株。 |
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樹形 常緑つる性木本。 |
直径6cmになる。茎や枝から気根を出して、他の樹木や岩などにはい登る。 |
樹形 いよやかの郷駐車場から川に降りるところのキヅタ サクラの樹にはい登っている 大沢町 いよやかの郷で 2005.11月 |
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高く登った樹形 本町だんじり会館横で 会館駐車場から岸和田城のほうへ上がる階段の横にある 2009.2月 |
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キヅタは幹から気根を出して他の樹木などにはい登る サクラの樹にはい登った 大沢町 いよやかの郷で 2008.8月 |
枝葉のようす 8月 |
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環境 照葉樹林 |
花 雌雄同株。 花期:10〜12月 |
枝先に直径約3cmの散形花序をつけ、黄緑色の花を多数つける。 花は直径約1cm、花弁は5枚。花盤は暗紅色。つぼみは褐色の鱗状毛におおわれる。 |
花序 球状の散形花序 10月 |
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つぼみは褐色の鱗状毛におおわれる 8月 |
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花は暗紅色の花盤が目立つ 11月 |
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葉 互生。 |
葉身の長さは約5cm。葉は五角形、卵形、ひし形など変化がある。長く伸びたつるの葉は、3〜5裂することが多い。質は革質、ふちは全縁。表面は濃緑色で光沢がある。 |
葉の形は変化がある 8月 |
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葉の表 8月 |
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葉の裏 8月 |
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果実 液状核果。 |
直径約8mmの球形で、翌年の春〜夏に黒く熟す。直径約5mmの扁球形の核が4〜5個入る。果実の先には花柱がのこる。 |
若い果実 2月 |
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熟した果実 3月 |
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核 | ||
( 画像 準備中 ) | ||
樹皮 灰色で皮目がある。 |
樹皮 |
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たくさんの気根がみえる |
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冬芽 頂芽は半球形〜扁平な三角形。 葉痕は三日月形。 |
( 画像 準備中 ) | ||
同属の仲間の樹木 |
キヅタ属の栽培種としてカナリーキヅタ、セイヨウキヅタ(アイビー)が知られる。 |
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