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コバンノキ  小判の木

トウダイグサ科コミカンソウ属
(新しい分類体系APGVではコミカンソウ科とされる)

学名:Phyllanthus flexuosus

別名:なし    
複葉にみえるが単葉である 若い果実
  属名のPhyllanthusは花の葉の意。種小名のflexuosusはジグザグのを意味する。

  きしわだ自然資料館内「きしわだ自然友の会」が貝塚市蕎原で実施した観察会の報告にコバンノキが挙がっていたので、岸和田市内のフィールドにも分布しているのではないかと期待していたが、2010年6月にとうとう塔原林道わきで発見した。周辺に個体数は少ないようで、あとは大沢町シガ谷で別個体を見ただけである。単葉が2列に並ぶ整った枝葉が複葉のようにも見えるようすから、写真で見ただけであってもすぐにコバンノキだとわかる。

  岸和田市では前述のように大沢町塔原林道、大沢町シガ谷で見る。図鑑などの資料には小枝は前年の葉のわきから2個ずつ出ることが多いとあるが、塔原林道で見る個体にはそのような特徴は見られなかった。観察を継続する必要がある。


  雌雄同株、雌雄異花。

クリックすると、写真と説明にジャンプします。

樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  落葉低木。
高さ3mになる。よく分枝する。枝はジグザグになる。
枝葉

大沢町
塔原林道で
2010.6月
枝葉
果実をつけた枝

大沢町
塔原林道で
2010.6月
果実をつけた枝
環境   川岸や崖地
   雌雄同株、雌雄異花。 花期:4〜5月    
葉のわきに小さな花が数個ずつ束生する。小枝の基部に雄花、上部に雌花と雄花がつく。萼片は4個、花弁はない。
  花期の枝       和泉市大野町の山地で  2015.4月
  花をつけた枝       和泉市大野町の山地で  2015.4月

   雌花 
緑色のものが雌花
赤いものが雄花

萼片は淡緑色
花冠は平開しない
花柱は3個で先は反曲する

和泉市
大野町の山地で
2015.4月
枝の上部に雌花と雄花がつく

和泉市
大野町の山地で
2015.4月

   雄花 
暗紫色
長さ約1.5mmで平開する

和泉市
大野町の山地で
2015.4月
雄しべは2本
基部に黄色の腺体がある

雌しべは完全に退化している

和泉市
大野町の山地で
2015.4月
  互生。小枝の左右に2列に並ぶ。
葉身の長さは約3cm、卵形〜楕円形。先はにぶく、ふちは全縁。両面無毛。葉柄はごく短い。
小枝の左右に2列に並ぶ整ったすがた

大沢町
塔原林道で
2010.6月
枝葉
秋の枝葉

大沢町
塔原林道で
2012.10月
枝葉
表面は緑色

大沢町
塔原林道で
2010.6月
葉の表面
裏面は粉白色
網状脈が美しい
脈は隆起しない

大沢町
塔原林道で
2010.6月
葉の裏面
果実   液果。
直径約6mmほどの扁球形、9〜10月mに黒色に熟す。果柄は1cmほど。
若い果実
     若い果実      大沢町塔原林道で    2010.6月
若い果実

大沢町
塔原林道で
2010.6月
若い果実
若い果実

大沢町
塔原林道で
2010.6月
若い果実

種子
褐色
長さ3mmほど
断面は三角形
( 画像 準備中 )
樹皮  
新枝には皮目はないが2年枝にはまるい皮目がある

大沢町
塔原林道で
2012.10月
枝の樹皮
樹皮

大沢町
塔原林道で
2012.10月
樹皮
冬芽  卵形。
冬芽

大沢町
塔原林道で
2012.10月
冬芽
同属の仲間の樹木  
近畿地方に自生するコミカンソウ属はコバンノキだけである。

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