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クマノミズキ  熊野水木

ミズキ科ミズキ属
学名:Cornus macrophylla

別名:なし   
  
果序 花
  属名のCornusはミズキ属の木のラテン名で、角(つの)に由来する語。種小名のmacrophyllaは葉が大きいの意。

  ミズキの名は水木の意で、春に幹を切ると大量の樹液を出すところからついた名であるという。また、この種が発見されたのが三重県熊野であったので、クマノミズキと命名されたという。

  岸和田市では、6月末の頃に和泉山脈の麓にあたる相川町、塔原町、大沢町の山地、和泉葛城山頂に至る牛滝林道周辺などで白い花の集まりをたくさんつけた大きな樹として見ることができる。


  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  落葉高木。
高さ10m、直径30cmになる。ミズキ属は枝の張りかたに特徴があり、仮軸分枝をくり返すことで扇形に広がった枝葉が階段状になる。

仮軸分枝とは  

主軸の先端部が伸長を停止し、次の年は腋芽が替わって主軸として伸長していくこと。
仮軸分枝をくり返すと枝葉は扇状に広がった樹形になる。
   
山の一面の緑のなかでも、白い花をつけたクマノミズキはよく目立つ

相川町の山地で
2007.6月
樹形
草原で思い切り枝を張った木

塔原町の山地で
2008.5月
樹形
上の写真の木の
冬姿

2009.4月
冬の樹形
クマノミズキ、ミズキのミズキ属は枝葉が階段状に層をなす

大沢町牛滝で
2008.8月
樹形
落葉期の枝

大沢町牛滝で
2011.3月
枝ぶり

       クマノミズキの枝には稜があるが、ミズキの枝は丸く稜がない。
成木の枝葉

陽当たりの良い環境なので、葉が厚くなっている

林道牛滝線で
2005.8月
成木の枝葉
幼木の枝先

相川町で
2008.5月
幼木の枝先
若い枝は稜(紙の折り目のような線状の隆起)がある

上の写真の幼木
2008.5月
若い枝の稜
   環境  山野
   雌雄同株。 花期:6〜7月        
枝の先に直径10cm余の散房花序を出し、多数の花をつける。花は黄白色で、小さい。花序の枝は花時は緑色で、果時には赤くなり美しい。 
つぼみ
花序の枝は緑色

塔原町の山地で
2008.5月
つぼみ
開花がはじまった

花序の枝はまだ
緑色

相川町で
2007.6月
開花
花をつけた枝

相川町で
2007.6月
花をつけた枝
   対生。
葉身の長さは約10cmで、卵形〜楕円形。質はうすく、葉の先は尾状に長く伸びる。ふちは全縁、波打つ。両面に短毛があり、裏面は粉白色を帯びる。ミズキ属は、葉脈が弧を描くように伸びるのが特徴。同属のミズキは葉が互生する。
    左ー表 
    右ー裏

    8月
左ー表 右ー裏
新葉の展開

大沢町の山地で
2011.5月
新葉の展開
この葉は先が非常に長く伸びる

和泉市
父鬼町の山地で
2006.8月
葉表
幼木の新葉
表面

5月
葉表
幼木の新葉
裏面

5月
葉裏
側脈はカーブして弧を描く

葉のふちは波打つ

5月
側脈
果実  核果。
直径約5mmの球形で、秋に黒紫色に熟す。
階段状に並んだ果序が美しい

和歌山県
紀の川市で
2007.10月
階段状に並んだ果序
花序の緑色だった枝がサンゴのように赤くなる

和歌山県で
2007.10月
果序
   果実

   10月
果実のアップ
   核         ( 画像 準備中 )
直径約3mmの球形で、2室、各室に1種子が入る。
クマノミズキは核の先に穴がないが、ミズキは核の先に穴がある。
樹皮  灰黒色〜灰褐色。たてに浅くさける。
幼木の樹皮 若い木の樹皮 成木の樹皮
   幼木の樹皮     若い木の樹皮     成木の樹皮
冬芽  裸芽。
2個の幼芽が向かい合う。灰色の短毛が密生する。
もう冬芽がみえる

10月
10月の冬芽  
2個の幼芽が向かい合う

3月
3月の冬芽  
同属の仲間の樹木   
ヤマボウシ   アメリカヤマボウシ(ハナミズキ)   ミズキ
サンシュユ
ミズキの樹形

和泉市
父鬼町の山地で
2013.11月
ミズキ

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