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マルバアオダモ 丸葉青だも モクセイ科トネリコ属 学名:Fraxinus sieboldiana 別名:ホソバアオダモ、トサトネリコ、 コガネアオダモ |
属名のFraxinusは西洋トネリコのラテン古名。種小名のsieboldianaは、19世紀に来日し日本の動植物を研究したドイツ人シーボルトの名から。 4月中旬に淡路島の海沿いの斜面でマルバアオダモの枝いっぱいに白い花をつけた姿を見かけたが、岸和田市の山地ではまだこのような姿に出会ったことがない。個体数が多いとは言えないがマルバアオダモの若い樹は時々見るから、そのうちタイミングがよければ樹冠が花で白くなった姿を見ることができるのではないかと期待しているのだが。 雌雄異株。 |
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樹形 落葉高木。 |
高さ10m余になる。 |
花期は雑木林のなかで目立つ 熊取町で 2010.4月 |
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若い個体 和泉葛城山登山道で 2013.8月 |
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若い個体 熊取町で 2010.4月 |
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枝葉 紅葉が始まった 兵庫県 養父市の山地で 2010.10月 |
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枝葉 塔原町モツ谷で 2008.9月 |
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乾燥地の枝葉 和歌山県白浜町で 2007.6月 |
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環境 低山、日当たりのよい丘陵地 |
花 雌雄異株。 花期:4〜5月 |
新枝の先に円錐花序を出し、白い花を密につける。花序に腺毛がある。花弁は4枚、長さ6mmほどの線形。 |
雄株の花をつけ た枝 熊取町で 2010.4月 |
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雄株の花をつけ た枝 熊取町で 2010.4月 |
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両性花 |
両性花 雌しべ1本と雄しべ2本がある 柱頭は赤みをおびさじ形 子房は黒っぽい |
( 画像 準備中 ) | |
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雄花 |
雄花序 熊取町で 2010.4月 |
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雄花序 熊取町で 2010.4月 |
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雄花序の一部 熊取町で 2010.4月 |
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雄花序の一部 熊取町で 2010.4月 |
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雄花 2本の雄しべがあり雌しべはない 熊取町で 2010.4月 |
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雄しべと花弁 熊取町で 2010.4月 |
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葉 対生。長さ10〜20cmの奇数羽状複葉。 |
小葉は3〜7枚、卵形〜卵状長楕円形。先はとがり、鋸歯は低く不明瞭、時に全縁になる。基部は左右でゆがんだ形になる。 |
枝葉 塔原町モツ谷で 2008.9月 |
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枝葉 塔原町モツ谷で 2009.5月 |
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紅葉しかけの葉 兵庫県 八鹿町の山地で 2010.10月 |
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紅葉 兵庫県 養父市の山地で 2010.10月 |
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枝葉 乾燥地の個体 和歌山県白浜町で 2007.6月 |
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葉は羽状複葉 小葉は5枚がふつう つけ根の小葉は小さくてまるい 塔原町モツ谷で 2009.5月 |
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葉の表 10月 |
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葉の裏 10月 |
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葉の裏 主脈沿いに白い毛がある のち無毛になることがある 4月 |
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鋸歯は低く不明瞭 10月 |
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小葉の基部は左右で著しく不相称 7月 |
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果実 翼果。長さ2cm余の倒披針形。 |
果実をつけた枝 兵庫県 養父市の山地で 2010.10月 |
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果実 兵庫県 養父市の山地で 2010.10月 |
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果実をつけた枝 乾燥した環境 和歌山県 白浜町で 2008.7月 |
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果実 和歌山県 白浜町で 2008.7月 |
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果実 和歌山県 白浜町で 2008.7月 |
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果実 和歌山県 白浜町で 2008.7月 |
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果実は年を越しても枝に残った 和歌山県 白浜町で 2011.2月 |
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種子 | ||
種子の大きさは2mm×9mm 右下の果実の大きさは3mm×27mm |
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樹皮 暗灰色。 |
枝は灰褐色、円形の皮目が多い。若い枝には短い腺毛がある。 |
直径1.5cm | 直径2cm | 若い木の樹皮 | |
冬芽 |
頂芽は長さ5mmほどの広卵形、頂生側芽を伴う。 芽鱗は1〜2対、粉状毛におおわれる。 |
冬芽 9月 |
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冬芽 和歌山県 白浜町で 2011.2月 |
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葉痕は半円形 | ||
同属の仲間の樹木 アラゲアオダモ ヤマトアオダモ シオジ |
シマタゴ、トネリコ、ヤチダモ、ミヤマアオダモは近畿には分布しない。 シマトネリコは本来は沖縄県以南に分布するが、西日本では庭木、公園樹としてよく植えられる。 |
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