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ニガイチゴ  苦苺

バラ科キイチゴ属
学名:Rubus microphyllus
別名:ゴガツイチゴ   
果実をつけた枝
  属名のRubusは赤いの意味で、キイチゴのラテン古名。種小名のmicrophyllusは小さい葉のを意味する。

  岸和田市では和泉山脈の麓にあたる塔原町、大沢町、相川町、河合町の道ばたや林縁で見ることができる。


  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  落葉低木。
よく分枝し、高さ2mになる。根は横に伸びてところどころに新苗を出す。
樹形

よく分枝してヤブ状態

貝塚市蕎原で
2012.6月
樹形
果期の枝

貝塚市蕎原で
2012.6月
枝葉
紅葉

塔原町の山地で
2007.11月
紅葉
果実をつけた枝

貝塚市蕎原で
2012.6月
果実をつけた枝
短枝のようす

花は短枝の先につく

貝塚市蕎原で
2012.6月
短枝
環境  山野の日当たりの良い荒れ地、道ばたなど
   雌雄同株。 花期:4〜5月    
短枝の先に直径2cmほどの白い花が上向きにつく。花弁は5枚、先は外へ反る。花柄は2cm内外。
雌しべ、雄しべとも多数    (画像 準備中)
花柄に曲がったトゲが見られることがある

これはすでに果期にはいっている

大沢町シガ谷で
2014.5月
花柄のトゲ
  互生。
花のつく枝(短枝)の葉は葉身の長さが2〜5cmぐらい、花のつかない枝(長枝)の葉は葉身の長さが5〜10cmぐらい。
ふちに重鋸歯がある。両面無毛。
裂けない葉

表面は無毛
葉柄にトゲがある

貝塚市蕎原で
2012.6月
葉の表
3裂の葉

貝塚市蕎原で
2012.6月
3裂の葉
葉の裏面

粉白色をおびる

貝塚市蕎原で
2012.6月
葉の裏面
裏面脈上にトゲがある

貝塚市蕎原で
2012.6月
裏面脈上のトゲ
果実   キイチゴ状果。
       (果床の上に小さな核果が多数集まった集合果)
直径1cmほどの球形。6〜7月に赤く熟す。甘く、食べられるがナガバモミジイチゴほど美味しくない。。
果実

貝塚市蕎原で
2012.6月
果実
果実

貝塚市蕎原で
2012.6月
果実
若い果実

大沢町シガ谷で
2014.5月
若い果実
若い果実

大沢町シガ谷で
2014.5月
若い果実
果実が落ちたあとの果床

貝塚市蕎原で
2012.6月
果実が落ちたあと

種子
    長さ1〜2mm
    網目状のしわがある
樹皮  白い蝋質の粉がつく。無毛、細いトゲが多い。
枝の樹皮

貝塚市蕎原で
2012.6月
枝は白っぽい
枝のトゲは鋭い

貝塚市蕎原で
2012.6月
枝のトゲ
冬芽  
( 画像 準備中 )
同属の仲間の樹木  
単葉のもの ナガバモミジイチゴ  フユイチゴ  クマイチゴ  カジイチゴ
ミヤマフユイチゴ  ホウロクイチゴ  ビロードイチゴ
複葉のもの クサイチゴ  ナワシロイチゴ  エビガライチゴ  コジキイチゴ
バライチゴ  ヒメバライチゴ   オオバライチゴ
  クロイチゴ

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