HOME、もくじ | 樹木名一覧 | 葉の図鑑 | 花の図鑑 | 実の図鑑 |
画面の文字が小さいときは、メニューバー>表示>文字のサイズ、で文字 を大きくしたり、または拡大レベルを125%にあげるなどしてご覧ください。 |
サンゴジュ 珊瑚樹 スイカズラ科ガマズミ属 (新しい分類体系APGVではレンプクソウ科とされる) 学名:Vibrunum odoratissimum var. awabuki |
属名のVibrunumはガマズミの1種に対するラテン古語。種小名のodoratissimumは非常に良い香りがするの意。変種名のawabukiは日本語のアワブキ(木の名前)から。 まっ赤な実が珊瑚のようなのでサンゴジュの名になったといわれる。中国名も珊瑚樹である。 サンゴジュは葉が厚いので燃えにくく、材には水分が多いので防火のために庭木や生け垣にされることが多い。 岸和田市では西之内町中央公園、流木公園墓地などで見ることができる。その他の小公園や緑地、民家の生け垣などでも見る。 雌雄同株。 |
|
クリックすると、写真と説明にジャンプします。
樹形 常緑高木。高さ10m以上になる。 |
樹形 若い果実をつけている 地蔵浜町 浜工業公園で 2008.7月 |
||
樹形 果実が赤い 西之内町 中央公園で 2007.10月 |
||
枝葉 西之内町 中央公園で 2010.2月 |
||
株立ちになることも多い 中井町で 2009.2月 |
||
環境 公園、庭木、生け垣 |
花 雌雄同株。 花期:6月 |
枝先に長さ約10cmの円錐花序を出し、直径約7mmの白い花を多数つける。花はすこし香りがある。 |
花をつけた枝 大阪市住吉区で 2006.6月 |
||
花序 大阪市住吉区で 2006.6月 |
||
花 花冠の先は5裂する 5本の雄しべが長く突き出る |
||
葉 対生。 |
葉身の長さは7〜20cmで、楕円形〜長楕円形。質は厚い革質。 先はとがり、ふちは全縁か波状の鋸歯がある。 |
枝葉 西之内町 中央公園で 2010.2月 |
葉の表 深緑色で光沢がある 西之内町中央公園で 2008.9月 |
||
葉の裏 淡緑色で全面に細かい腺点がある 西之内町中央公園で 2008.9月 |
||
葉裏の脈わきはへこみ、クスノキの葉と同じようにダニ部屋がある 毛叢がある 12月 |
||
表からみる腺点 12月 |
||
裏からみる鋸歯 腺点がみえる 12月 |
||
葉柄 長さ約2cmで赤褐色 革ひもに似た感じがある |
||
寒くなると一部の葉が紅葉することがある 中井町で 2009.2月 |
||
果実 核果。 |
長さ約8mmの楕円形〜卵形で秋に赤くなり、のち黒く熟す。 |
若い果実 地蔵浜町 浜工業公園で 2008.7月 |
||
赤くなった果実 岬町 みさき公園で 2007.10月 |
||
果実 萼片がのこり、先端に宿存の柱頭が突き出る 9月 |
||
|
種子 長さ約6mmの楕円形 たてに深い溝がある | ||
種子 左下の大きいもので4×6mm |
||
樹皮 灰褐色、赤っぽくみえることが多い。 |
皮目が多い。古木では黒褐色。 |
新枝の樹皮 皮目が多い 西之内町 中央公園で 2010.2月 |
||
成木の樹皮 | ||
冬芽 長さ1cm余の長楕円形。芽鱗は2〜3対。 |
冬芽 1月 |
||
冬芽 頂芽のわきに頂生側芽がある 1月 |
||
芽が動きだした 西之内町 中央公園で 2010.2月 |
||
葉痕 流木墓地公園で 2012.11月 |
||
同属の仲間の樹木 ガマズミ属のなかで常緑のものを下に挙げた |
ハクサンボクが山口県以南に分布する ゴモジュが南西諸島に分布する ※落葉の仲間はコバノガマズミの仲間を参照 |
|
HOME、もくじ | 樹木名一覧 | 葉の図鑑 | 花の図鑑 | 実の図鑑 |
このホームページ内の文章、画像の転載は禁止です。
Copyright(c) 2010 Kigi@Kishiwada All rights reserved.