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シデコブシ 四手辛夷、幣辛夷 モクレン科モクレン属 学名:Magnolia stellata 別名:ヒメコブシ |
属名のMagnoliaはフランス人の植物学者P.Magnolの名から。種小名のstellataは星形の意。 シデコブシのシデは四手(神事で玉串、しめ縄に下げるもの)で、白い花弁を四手に見立てたところからついた名という。 中国原産とされたこともあるが、日本の古い地層から種子の遺体が報告されているので日本固有の植物だとされる。(出典 北村四郎、村田源 「原色日本植物図鑑 木本U」 保育社 1979 ) シデコブシの自生地は東海地方の一部で、岸和田市の山地には自生しないが公園や民家の庭先で花をつけたものを見ることがある。 雌雄同株。 |
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樹形 落葉小高木。高さ5mほどになる。 |
枝葉 7月 |
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環境 庭木、公園樹 自生地は東海地方 |
花 雌雄同株。 花期:3〜4月 |
葉が展開する前に直径約8cmの白い花をつける。芳香がある。花は淡紅色を帯びるものがある。萼と花弁の区別はなく、花被片が9〜18枚ある。雌しべは多数あるが、一部のものしか成熟しない。雄しべも多数。 |
花をつけた枝 大阪市 長居植物園で 2007.3月 |
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花 この個体の花は少し淡紅色をおびる 大阪市 長居植物園で 2007.3月 |
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葉が展開した後に開いた花 4月 |
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葉 互生。 |
葉身の長さは約8cmで、長楕円形〜広倒披針形。質はややうすい紙質。先はあまりとがらず、ふちは全縁。波打つことがある。 |
枝葉 葉は枝先に集まってつく 7月 |
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葉の表 無毛 |
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葉の裏 はじめ脈上に毛があることが多い |
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果実 袋果が集まった集合果。 |
長さ約5cm。秋に紅く熟し、裂開して赤い種子を出す。 |
若い果実 大阪市長居植物園で 2007.5月 |
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種子 種子は白い糸のような珠柄(または種糸)に ぶら下がって出てくる |
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( 画像 準備中 ) | ||
樹皮 灰白色でなめらか、皮目がある。 |
( 画像 準備中 ) | ||
冬芽 |
花芽 長さ約2cmの長卵形で長い軟毛におおわれる |
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葉芽 花芽より小さく短毛におおわれる |
( 画像 準備中 ) | |
同属の仲間の樹木 |
コブシ タムシバ ハクモクレン モクレン ホオノキ オオヤマレンゲ 常緑の外国種としてタイサンボクがある 花の色が濃いピンクのものはベニコブシと呼ばれる |
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