シナマンサク

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シナマンサク　　支那満作

マンサク科マンサク属
学名：Hamamelis mollis
別名：なし　　　

　属名のHamamelisは果実と花が同時にの意。種小名のmollisは軟毛があるの意。

　岸和田市では三ヶ山町とんぼ池公園の花木園で見ることができる。とんぼ池公園のシナマンサクは寒風をものともせず、2月はじめに開花する。原産地が中国だから、シナマンサクの名がある。

　 雌雄同株。

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樹形 環境花葉果実樹皮冬芽仲間の樹木

樹形　　落葉小高木。

高さ数ｍになる。根元からよく分枝する。

　　　環境　　庭木、公園樹

花　　 雌雄同株。花期：1～3月　　葉の展開前に開花する。　　　　

葉のわきに頭状花序を出し、数個の花をつける。花弁は4枚で長さ2ｃｍほどの広線形、リボン状。芳香がある。萼片の内面は暗紫色。

	花弁が黄色の花三ヶ山町とんぼ池公園で 2010．2月
	花弁は細長くリボンのようだ三ヶ山町とんぼ池公園で 2010．2月
	花弁が紅い花萼の内面はふつう暗紫色三ヶ山町とんぼ池公園で 2010．2月

葉　　互生。

葉身の長さは8～16ｃｍ、ゆがんだ倒卵形。ふちに波状の鋸歯がある。

	枝葉三ヶ山町とんぼ池公園で 2006．7月
	裏面は全体に綿毛が密生する三ヶ山町とんぼ池公園で 2005．6月

果実　　　さく果。

果皮は厚い、星状毛が密生する。熟すと2裂し、2個の種子を出す。


	種子

		（　画像　準備中　）

樹皮　　灰褐色、小さな皮目が多い。

本年枝は綿毛が密生する。

	樹皮直径5ｃｍ小さい皮目が多い三ヶ山町とんぼ池公園で 2010．2月

冬芽　　芽鱗は星状毛におおわれる。

	冬芽上部のとがった芽は葉芽下部のまるい芽が花芽種子を出した果実の殻が残る三ヶ山町とんぼ池公園で　　　2010．11月
	頂芽と頂生側芽は葉芽三ヶ山町とんぼ池公園で　　　2010．2月
	芽鱗が落ちかけた冬芽三ヶ山町とんぼ池公園で　　　2010．11月

同属の仲間の樹木　　

マンサクは近畿に分布するが大阪府南部では野生のものは確認されていない。