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ヤマハゼ 山櫨、山黄櫨 ウルシ科ウルシ属 学名:Toxicodendron sylvestre 別名:ハゼ、ハゼノキ、ハニシ |
属名のToxicodendronは毒の木の意。種小名のsylvestreは野生のを意味する。 本種はウルシ属の仲間であるハゼノキ、ヤマウルシとよく似るが、本種の葉は側脈がはっきりしていて目立つ点で区別しやすい。 岸和田市ではハゼノキ、ヤマウルシが山地、丘陵でふつうに見るのにくらべ、ヤマハゼは出会うことが少ない。大沢町シガ谷とどこだったか不明だがもう一カ所で見たぐらいである。 雌雄異株。 |
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樹形 落葉小高木。高さ8m、直径20cmになる。 |
崖からたれ下がった樹形 大沢町シガ谷で 2009.6月 |
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若い果実をつけた枝 大沢町シガ谷で 2010.6月 |
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環境 山地 |
花 雌雄異株。 花期:5〜6月 |
枝先の葉のわきから円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花序は長さ8〜20cm。 |
雌花序 大沢町シガ谷で 2010.6月 |
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雌花 子房は無毛 柱頭は3裂する |
( 画像 準備中 ) | ||
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雄花 花弁は5枚でそり返る 雄しべは花の外に大きく突き出る |
( 画像 準備中 ) | ||
葉 互生。長さ20〜40cmの奇数羽状複葉。 |
小葉は3〜6対。葉軸、葉柄に軟毛が多い。小葉身の長さは4〜13cm、長楕円形〜広披針形。先はとがり、全縁、幼木では鋸歯が出ることがある。両面とも毛が散生、脈上には毛が多い。 |
↑ 葉は複葉 大沢町シガ谷で 2009.6月 | |
小葉の表 大沢町シガ谷で 2009.6月 |
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小葉の裏 大沢町シガ谷で 2009.6月 |
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葉軸の毛 小葉柄は長さ約2mm 大沢町シガ谷で 2009.6月 |
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果実 核果。 |
直径約7mmのゆがんだ扁球形。秋に黄褐色に熟す。 無毛で光沢がある。 |
↑ 果実 大沢町シガ谷で 2009.6月 | |
↑ 若い果実 大沢町シガ谷で 2009.6月 |
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核 明るい黄褐色 | ||
( 画像 準備中 ) | ||
樹皮 暗褐色。 |
皮目が目立つ。老木ではたてに裂け、はがれる。 若い枝ははじめ褐色の毛が密生する。 |
( 画像 準備中 ) | ||
冬芽 裸芽。 |
赤褐色の長毛が密生する。 頂芽は長さ1cmほど、側芽は球形〜卵形で小さい。 |
頂芽 大沢町 シガ谷で 2009.3月 |
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同属の仲間の樹木 |
ヌルデ ヤマウルシ ハゼノキ ウルシ ツタウルシ |
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