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ヒメリンゴ 姫林檎 バラ科リンゴ属 学名:Malus(属名) |
属名のMalusはリンゴの意。 ヒメリンゴと呼ばれるものには2種類の木があるようだ。ひとつは中国原産のイヌリンゴMalus prunifoliaで、別名ヒメリンゴ。もうひとつはイヌリンゴとエゾノコリンゴMalus baccata var. mandshuricaの雑種Malus×'cerasifera'で、これもヒメリンゴと呼ばれ盆栽など園芸で利用される。 岸和田市港緑町で見るヒメリンゴが上記2種のどちらになるのか自分には決め手がなく、種小名なしでヒメリンゴとして扱った。 朝陽小学校(上野町西)運動場の外周植え込みに直径10cmほどのかなり大きいヒメリンゴがある。 長野県などでアルプス乙女 Malus domestica cv. Alps Otomeの名で売られる食用の小玉リンゴもヒメリンゴと呼ばれることがあるが、この果実は先がへこんでおり上記2種とは全く別種である。 雌雄同株。 |
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樹形 落葉小高木。 |
樹高2mほどの若い木 ヒメリンゴの名札がある 港緑町で 2015.7月 |
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落葉後に可愛い果実が残った 港緑町で 2005.12月 |
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花期の枝 港緑町で 2015.4月 |
環境 庭木、鉢植え、盆栽。 |
花 雌雄同株。 花期:4月 |
散形状の花序に数個の花がつく。花は直径約4cm、はじめ淡紅色でしだいに白くなる。 |
↑ 開花後しだいに白くなる 港緑町で 2011.4月 | |
花 港緑町で 2015.4月 |
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花柄は長さ4cmほど 港緑町で 2011.4月 |
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開花前 萼に白い毛が密生する 港緑町で 2011.4月 |
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開花前 港緑町で 2011.4月 |
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花柄にも毛が多い 港緑町で 2011.4月 |
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雌しべは5本 雄しべは20本 萼は白毛が密生する 港緑町で 2011.4月 |
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葉 互生。 |
葉身の長さは約8cm、楕円形〜卵形、先はとがりふちに鋸歯がある。 |
葉の表 港緑町で 2015.7月 |
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葉の表 港緑町で 2016.5月 |
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こんな葉もある 港緑町で 2015.7月 |
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徒長枝の葉 港緑町で 2015.7月 |
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葉の裏 港緑町で 2015.7月 |
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剪定後の枝には3裂する葉が出る 港緑町で 2010.12月 |
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鋸歯 港緑町で 2016.5月 |
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果実 ナシ状果。 |
直径約2cmの球形、先端に萼片が残る。濃紅色〜暗紫紅色に熟す。 |
↑ 若い果実 港緑町で 2015.7月 | |
↑ 熟した果実 港緑町で 2006.11月 | |
若い果実 港緑町で 2016.5月 |
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果実 港緑町で 2015.10月 |
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果実の断面 (垂直面) 港緑町で 2015.10月 |
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果実の先はふつうのリンゴ(下の写真)と違い、へこまずに突出してその先に萼片が残る 港緑町で 2015.10月 |
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ふつうのリンゴの先はへこむ |
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種子 |
長さ8mmほど 10月 |
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樹皮 黒紫色からしだいに灰褐色になる。 |
若い木はなめらかな樹皮だ → 港緑町で 2015.7月 |
↑ 新枝は毛が密生する |
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↑ しだいに裂けてくる | ||
冬芽 綿毛におおわれる。 |
冬芽 港緑町で 2015.11月 |
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同属の仲間の樹木 |
リンゴ カイドウ オオウラジロノキ ズミ |
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