を大きくしたり、または拡大レベルを125%にあげるなどしてご覧ください。 |
アケビ 木通、通草 アケビ科アケビ属 学名:Akebia quinata 別名:なし |
属名のAkebiaは日本語のアケビから。種小名のquinataは5小葉の意で、英名もFive leaf akebiaである。 雌雄同株、雌雄異花。 |
|
クリックすると、写真と説明にジャンプします。
樹形 環境 花 葉 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木
樹形 つる性落葉樹。他の樹木に巻き付いて登る。 つるは、右上のほうへ巻く(上から見て左巻き)。 |
登りついたところからたれ下がった樹形 三ヶ山町 とんぼ池公園で 7月 |
||
冬の樹形 落葉樹だが真冬でも緑の葉をつけている個体 流木町で 2013.2月 |
環境 山野、空き地 |
花 雌雄同株、雌雄異花。 花期:4〜5月 |
葉のわきから散房または総状の花序がたれ下がる。 花序の基部に雌花が1〜3個、先の方に雄花が数個つく。 花は花弁がなく、花弁状の萼が3枚ある |
花序 手前の大きい花が雌花で直径約2.5cm 奥の小さい花が雄花で直径約1.5cm 島根県で 2004.5月 |
||
|
雌花 |
雌花 直径約2.5cm 雌しべは円柱形 雌しべの先にオレンジ色のものがついているが、粘性がある柱頭に飛んできたなにかがくっついたものである |
||
雌花 萼の色が白っぽ いタイプ |
||
花弁状の萼が落ちた後の雌しべ 雌しべの下面に腹縫線(心皮の合着線)が みえる 果実が熟すと果皮はこの線で裂開する 雌しべが6本あるが このうちいくつかが果実として成熟する |
||
花弁状の萼が落ちた後の雌しべ 萼があると気づかないが小さい雄しべの痕跡がみえる |
||
|
||
雄花 | ||
雄花 萼の色が白っぽいタイプ 兵庫県淡路島で 2007.4月 |
||
雄しべ おしべは6本 |
||
雄しべ 上の写真のものとは異なる個体 |
||
萼を上からみると | ||
葉 互生。 |
掌状複葉で、小葉は5個。葉柄は長い。小葉は長楕円形で、鋸歯はなく先はくぼむ。中央の小葉は外側のものよりやや大きい。 |
葉 7月 |
||
この葉は小葉が6枚あった | ||
果実 袋状の液果。 |
紫色を帯びる。ミツバアケビの果実に比べて色がうすい。 9〜10月に熟して裂開する。果実の内容は甘く、食べられる。 直径3〜4cmの楕円形で、ミツバアケビの果実よりやや細い。 |
果皮が心皮の合着線(腹縫線)で裂開する 食用にする部分は植物学では胎座という この胎座が鳥獣に食べられ種子が散布される |
( 画像 準備中 ) | |
|
種子 |
長さ5〜7mm 褐色〜黒褐色 |
( 画像 準備中 ) | |
樹皮 暗褐色。 |
浅い割れ目が入り、うろこ状になる。枝に円形の皮目がある。 |
樹皮 太いほうの直径が 約1cm 牛滝で 2月 |
||
冬芽 長さ3〜4mmの卵形。 |
( 画像 準備中 ) | ||
同属の仲間の樹木 |
ミツバアケビ ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの雑種と考えられ、小葉は3〜5枚で縁に波状の鋸歯がある。花はミツバアケビに似るが、色は淡くやや大きい。 |
|
HOME、もくじ | 樹木名一覧 | 葉の図鑑 | 花の図鑑 | 実の図鑑 |
このホームページ内の文章、画像の転載は禁止です。
Copyright(c) 2010 Kigi@Kishiwada All rights reserved.