HOME、もくじ | 樹木名一覧 | 葉の図鑑 | 花の図鑑 | 実の図鑑 |
画面の文字が小さいときは、メニューバー>表示>文字のサイズ、で文字を大きくしたり、または拡大レベルを125%にあげるなどしてご覧ください。 |
アキニレ 秋楡 ニレ科ニレ属 学名:Ulmus parvifolia 別名:ニレケヤキ、イシゲヤキ、カワラゲヤキ |
学名のUlmusはニレのラテン古名から。parvifoliaは、小形の葉の意。 |
|
クリックすると、写真と説明にジャンプします。
樹形 環境 花 葉 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木
樹形 落葉高木。高さ15m、直径60cmになる。 |
夏の樹形 地蔵浜町 浜工業公園で 2007.6月 |
||
冬の樹形 地蔵浜町 浜工業公園で 2008.2月 |
||
冬の小枝はトゲのような感じがする場合がある 港緑町で 2015.4月 |
||
果実をつけた枝 港緑町で 2016.11月 |
アキニレの幼木 果実には翼があり風で散布され、あちこちで生育したアキニレを見る ツツジの植え込みのなかに自生してきた2本の幼木 港緑町で |
||
幼木 高さ20cmほど 地蔵浜町 浜工業公園で 2008.7月 右のほうに見える大きい葉の植物はアラカシの幼木 |
||
紅葉した枝 貝塚市二色浜公園で 2006.10月 |
||
黄葉した個体 和泉市で 2016.12月 |
環境 海岸近くや川岸、低山地、空き地 |
花 雌雄同株。花期:9月 |
本年枝の葉のわきに両性花が4〜6個つく。 雌しべ1個、雄しべ4個があり、葯は赤味を帯びる。 |
花の中心に雌しべの白い柱頭が見える 右奥に受精後の若い果実が見え白い柱頭がのこる 地蔵浜町 浜工業公園で 2007.10月 |
緑色のものは受精後の子房 白い柱頭がはっきりみえる うす紫色のものは雄しべの葯 地蔵浜町 浜工業公園で 2009.9月 |
||
葉 対生。 |
葉身は長さ2〜5cmの長楕円形。鋸歯は鈍く、側脈は鋸歯の先に達する。主脈は表面でくぼみ、裏面に突出する。両面とも脈ぞいに短毛がある。 落葉樹なのに葉が厚く、表面に光沢がある。托葉は早落性。 |
新葉の展開 港緑町で 2015.4月 |
||
葉の表 葉柄は短い 葉身の長さ3.5cm 10月 |
||
葉の裏 10月 |
||
葉裏 脈ぞいに短毛があり側脈の基部には毛叢がある 7月 |
||
鋸歯のようす まだ若い葉 10月 |
||
鋸歯のようす 常緑樹のような厚い葉 10月 |
||
葉の形は変化がある 左の葉に比べ右の葉は細長い | |
紅葉、黄葉の色はさまざま | |
果実 翼果。 |
長さ1cmほどの扁平な広楕円形。開花後数週間で成熟する。 翼には網状の脈がある。 落葉後も果実は枝に残り、越年することが多い。 |
若い果実 地蔵浜町 浜工業公園で 2009.9月 |
||
若い果実 地蔵浜町 浜工業公園で 2009.9月 |
||
若い果実 地蔵浜町 浜工業公園で 2007.10月 |
果実をつけた枝 地蔵浜町 浜工業公園で 2006.10月 |
||
長さ5mmほどの種子が翼果の中央にある 11月 |
||
冬の寒風のなかでも果実が残る 地蔵浜町 浜工業公園で 2008.2月 |
||
果実(右端のもの)から取り出した種子 2016.11月 |
||
樹皮 |
灰緑色〜灰褐色で、褐色の小さな皮目があり不ぞろいにはがれる。 |
幼木 直径1cm | 幼木 直径4cm | 直径 15cm | |
はげかけた樹皮 直径10cm | こんな樹皮もある 直径8cm | |
なかはオレンジ色 | ||
成木の樹皮 直径50cm | ||
冬芽 |
長さ2〜3mmのやや扁平な卵形。 葉痕は半円形で、維管束は3個。 |
冬芽 1月 |
||
この冬芽は丸っこくて可愛い 1月 |
||
冬芽の展開 港緑町で 2015.4月 |
||
葉痕は半円形 維管束痕は3個 港緑町で 2015.1月 |
同属の同属の仲間 ハルニレ オヒョウは樹皮がアイヌのアツシ織りに利用される |
|
HOME、もくじ | 樹木名一覧 | 葉の図鑑 | 花の図鑑 | 実の図鑑 |
このホームページ内の文章、画像の転載は禁止です。
Copyright(c) 2010 Kigi@Kishiwada All rights reserved.