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マサキ   正木、柾

ニシキギ科ニシキギ属
学名:Euonymus japonicus
別名:オオバマサキ   
果実は紅く熟し4裂する つぼみをつけた枝
  属名のEuonymusは良い名前の意。種小名のjaponicusは日本のを意味する。

  自生地は暖地の海岸近くの林だが、岸和田市では人の手で植えられたものを見ることになる。地蔵浜町浜工業公園で臨海道路寄りにクロマツの土手があるが、クロマツとともにマサキも数株が植えられていて自然の樹形に近いものを見ることができる。住宅地では生け垣に仕立てられることが多く、民家や団地でよく見かける。荒木町北公園では道路寄りにマサキの生け垣が続いている。


  雌雄同株。

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樹形 環境 果実 樹皮 冬芽 仲間の樹木

樹形  常緑低木〜小高木。
大きいものでは高さ6mになる。太い枝が横に広がる。
樹形

地蔵浜町
浜工業公園で
2005.8月
自然の樹形に近い木
マサキの生け垣

下池田町で
2006.1月
生け垣に仕立てられたマサキ
果実をつけた枝

2008.2月
果実をつけた枝
果実をつけた枝

上町で
2006.1月
果実をつけた枝
2年生の幼木

地蔵浜町
浜工業公園で
2010.9月
幼木
幼木の葉は細長く十字対生していた

地蔵浜町
浜工業公園で
2010.9月
幼木
 環境  自生地は海岸近くの林、庭木、生け垣、公園樹
   雌雄同株。 花期:6〜7月    
葉のわきから長い柄がある集散花序を出し、淡黄緑色〜淡緑色の花を多数つける。花の直径は約7mm、花弁は楕円形、花糸と花柱が長い。
つぼみをつけた枝

荒木町北公園で
2008.6月
つぼみをつけた枝
花をつけた枝

荒木町北公園で
2008.6月
花をつけた枝
花をつけた枝

北町で
2007.6月
花をつけた枝
花弁、萼、雄しべは4個
雄しべは花盤につく
花
    花

    6月
花
  対生、ときに互生、3輪生。または枝先に集まる。
葉身の長さは3〜8cm、円形〜倒卵円形〜楕円形。質は革質。先はとがるか鈍頭、ふちは基部付近を除いて浅い鋸歯がある。両面無毛。葉柄の長さは約1cm。
勢いのよい枝の葉

荒木町北公園で
2009.11月
勢いのよい枝の葉
枝先に集まるようにみえる葉

荒木町北公園で
2009.11月
枝先に集まる葉
幅がひろい葉と狭い葉
左ー表、右ー裏

8月
葉形の変化
葉の表
強い光沢がある

2月
葉の表
葉の裏

2月
葉の裏
鋸歯

11月
鋸歯
果実   さく果。
直径7mmほどの球形で花柱が残る。寒くなると紅く熟し、4裂して種子を出す。
果実
            ↑ 果実       和歌山市淡嶋神社で  2012.1月
若い果実

地蔵浜町
浜工業公園で
2007.8月
若い果実
若い果実

地蔵浜町
浜工業公園で
2006.10月
若い果実
紅くなった果実

忠岡町で
2005.12月
果実は紅く熟す
裂けはじめた果実

12月
裂けはじめた果実
裂けはじめた果実

種子がのぞく
種子がのぞく
果実は4裂する 種子がのぞく
種子が出てきた 種子が出てきた
種子は落ちずに
ぶら下がる

和歌山県
紀の川市で
2月
種子は落ちずにぶら下がる
果序がよくわかる

和歌山市
淡嶋神社で
2012.1月
果序

種子
朱色の仮種皮に包まれる ( 画像 準備中 )
樹皮  暗褐色。
たてに浅い溝がある。新枝は緑色でまるい。
成木の樹皮 成木の樹皮
     成木の樹皮      成木の樹皮
新枝は緑色

荒木町北公園で
2009.11月
新枝の樹皮
図鑑などには
「新枝は緑色でまるい」と書かれているが上部では稜(紙の折り目のような線状の隆起)がみられる

荒木町北公園で
2009.11月
新枝の樹皮
冬芽  長卵形。芽鱗は6〜10枚。
冬芽

2月
冬芽
冬芽

2月
冬芽
同属の仲間の樹木    ツルマサキ
フイリマサキ、キンマサキは栽培品種

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